母と私と娘、親子3世代でお風呂に入ってみたら不思議と幸せな気持ちになれた話。
こんばんわ!よっちです。
突然ですがみなさん、お風呂はいつもお子さんと一緒に入っていますか??
子どもが小さいうちは、ママやパパと一緒にお風呂に入ることが多いですよね。
かの有名なサザエさんでは、タラちゃんはフネさんや波平さんとも一緒に入っているようですが、今の時代じいじやばあばと入る子はちょっと少なそうですよね。
シングルのかたは特に、毎日お子さんと一緒に入っていらっしゃる方が多いと思います。
私も実家に帰ってきてからは、平日も土日も関係なく毎日娘と一緒にお風呂へ入っていました。
私の両親と同居してはいますが、みんな「お風呂はママでしょ」という具合で、いつもふたりで入っていました。
ところが最近、娘が急に「ばあばと入る」と言い出すようになったのです!
いや、ビックリしましたね。
いやね、娘とのお風呂の時間って落ち着いてふたりきりでゆっくり話せるいい時間だし、
裸ん坊の姿もかわいくてとっても癒やされるのですが。
ただ、まだまだ手がかかるため毎日毎日となると自分の疲れが取れなかったりもしますよね。
仕事から疲れて帰ってきてお風呂くらいゆっくり入れさせてくれ、とか思ったりしますよね。
ね!しますよね!笑
そう、なので私は、
「たまには誰か入れてくれ…!」
と内心思っておったのですよ。
なので娘の言葉に驚いたと同時に、私としてはまさに光が差し込んできたかのようでした笑
ただやっぱり初めは「どうかな〜やっぱりママと入る!とか言うんじゃないかなぁ」なんて思っていたんです。
思っていたのですが、「ばあばと入るね〜ばいばーい!」なんて言ってとっととお風呂へ行ってしまわれました。
余裕のよっちゃんでしたね笑
そして実際ばあばとのお風呂タイムはなかなか良かったようで、
次の日もばあばが「今日はママと入るでしょ?」と聞いても「ばあば!」、そしてまた次の日も「ばあばと入る!」と言うようになりました。
しかもご機嫌で出てくるもんで、なんだか複雑な気持ちになってしまいましたよ笑
とは言っても、
ばあばと入ってくれてる間、少しの時間でも自分の時間が持てるし、お風呂もひとりでゆっくり入れるし…
「もうこのままお風呂はばあばの担当にしてもらおうかしら〜」なんて思っていた矢先、今度は「ママ!ママと入る!」ですよ。
はあ、そうだよね、そんな簡単にはいかないのよね。うんうん、そんなもんだよね人生って。
とか思っていたら、「ばあば!ばあばと入る!」えぇー??もう、どっちよ〜〜!笑
「ママとばあば!」
…ほぅ。そう来たか。
ちょっと面白そうだな笑
私「ママとばあばと入るの??」
娘「うん!ママとばあばと入るの!」
私「そっか〜ママとばあばかぁ。じゃあ、ばあばに聞いてごらん?」
娘「ばあば〜!!ママとばあばと入るの!」
母「そうなの〜?良いわよ〜」
私「え!?いいの??笑」
母「うふふ」
と、いうことで親子3世代で仲良くお風呂へ入ることに。
まずは私が先に入って身体を洗っておきます。
その後、ばあばと娘が一緒に来ます。
このタイミングで私は湯船に浸かります。
ばあばと娘が身体を洗って、娘が湯船に合流します。ばあばは髪を洗います。
ばあばが髪を洗ったら、今度は娘を湯船から出してばあばが娘の髪を洗います。
このとき私は湯船につかりながらふたりの様子をゆっくり見させてもらったのですが、
これがなかなかの癒しになったんですよね。
娘はというと、ばあばが私に「こうやって髪を洗うのよ〜」とか「こうやって髪を巻くのよ」とか説明している合間に「そうそう、こうやってやるのよ!」ってな具合で相づちを打ったりして、妙に嬉しそうな、誇らしげな顔をしてるんですよね。
なんだか良いもの見せてもらったな〜という気持ちになって心がとっても温まったのですが、
これについてちょっと分析なんぞしてみました。
娘が少し親離れできたことの喜びを感じているような気がしたこと、
娘が気持ちよさそうに頭を洗ってもらっている顔に昔の自分を投影した?のか、昔自分がしてもらって嬉しかった気持ちを思い出したこと、
母(ばあば)の母性を強く感じたこと、
これらが合わさってとっても幸せな気持ちになったのではないかと。
しかも滅多にないシチュエーションに非日常というか、どこかの温泉にでも行ってきたかのような気分にすらなって、コロナで鬱々としていた気持ちがだいぶ上がった出来事となったのです。
その後もたまに3人で入ったりするのですが、夕飯の準備や娘の遊びたいタイミングとうまくかみ合わなかったりして、この時ほどうまく進行できたことはないように思います。
とはいえ、やっぱりみんなで入るお風呂って良いなぁと私は思っておりまして。
娘もいつまでも一緒に入ってくれる訳でもないと思うし、母もいつまでも元気でいられる訳でもないのです。
真面目に考えるとちょっとさみしくなるけれど、今この時を大切に過ごしていきたいものですよね。
じいじがひとりだけ一緒に入れず、少ししょんぼりしていたのはここだけの話。
…ドンマイ!笑